『【誰でも出来る】少ない資金で月5万円稼げる貸家の探し方!』にて検索ヒットした物件。築30年を超えている物件がほとんどなので、壁紙クロスもかなり年季が入っていることが多いです。棚や家電などが置いていた跡がくっきりと残っていたり、拭き掃除ぐらいじゃ取れない汚れやくすみなどが多く残ったりもしています。
「そんなん、クロス張り替えたらいいやん!」と思ったそこのあなた。
確かにクロスの張り替えは、業者に依頼してもそこまで高くない見積りでお願いすることが出来るリフォームです。
でも、自分の貸家だったら出来ればDIYで再生してみたい。ただ素人がクロスの張り替えにチャレンジしてもあまりキレイに仕上がらず、最初からプロに頼んでおけばよかったなんてことも多いです。僕自身もクロスの端や繋ぎ目を貼る作業が上手くいきませんでした。
初めてでも上手く出来る、洋室の壁をキレイにする方法は無いのかなぁ…
あります!その方法は『クロスの上からペンキを塗ってしまおう』です。
当ページは、大家歴10年になる僕が実体験で得た気づきを基に、汚れたクロスを再生するDIYの方法をご紹介していきます。一人の個人大家の実践例を「こんな方法してる奴もいるんだ」という気持ちで、エンターテイメントとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
また、当DIYは現在施工したものではなく、過去に行ったDIYで、作業の詳細画像を用意できないことをご了承ください。
では早速、施工事例のビフォーアフターを見てもらいましょう。


どうでしょうか。これは決してクロスを張り替えたりはしていません。ペンキを塗っただけです。元々あったよく分からないクスミなどもきれいに無くなり、かなり見た目が良くなったのではないでしょうか。
DIYの内容としては、クロスをペンキで塗装しただけです。でも決して張り替えたわけではないので、元のクロスの状態はそのままです。
このDIYは、塗装の中では難易度が低いことが特徴です。僕も素人ながらいろいろな物を塗装してきましたが、クロスはかなりペンキが塗りやすく、初心者大家さんでも気軽にチャレンジすることが出来るDIYの1つと実感しています。
ただし、実はクロスを塗装で再生することが出来る条件がいくつかありますので、それを解説していきます。
クロスを塗装で再生することが出来る条件 2選
ビニールクロス
壁紙がビニールクロスの場合は塗装することが可能です。じゃあビニールクロスじゃなかったらペンキ塗られへんやん!と思ったそこのあなた。安心して下さい、現在日本の住宅に使われている壁紙のほとんどはビニールクロスです。
他にも紙クロスや布クロスなどがありますが、見分け方としては、霧吹きで水をかけたときに水を吸い込む壁紙は紙クロスや布クロスですので、塗装できるかどうかの判断にしてみて下さい。
元のクロスが大きく剥がれていたり、破れたりしていないか
土台となる元のクロスの状態も塗装したい場合には重要になってきます。少しの剥がれや亀裂などはボンドで補修することが可能ですが、大きく破損していたり、あまりに剥がれが大きい場合は修復することが困難なので、ペンキを上から塗ることは出来ません。
それでは、次はクロスにDIY塗装するメリットとデメリットについて、ご紹介していきます。
クロスを塗装するメリット 2選
低予算
なんと言っても最大のメリットは、少ない予算でキレイに仕上げる事が出来る点です。クロスの張り替を業者に依頼した場合、6帖の洋室で5万円程度の見積になってきますが、クロスをDIYで塗装した場合、道具代を除けば塗料代の数千円のみで施行することが可能です。
色が豊富でデザインが自由
クロスの張り替えを業者に依頼した場合は、取り扱っている既製品の中から選ぶ事しか出来ないため、デザインを妥協しなければいけない部分もありますが、塗装する場合は、カラーバリエーションが豊富、かつ塗料同士を混ぜ合わせて色調を調整することも出来たりするので可能性は無限大です。例えば、自分のオリジナルカラーの部屋を作ったり、アクセントクロスの様に部分的に色を変えたりするなど、想像通りの空間を演出することが出来ます。
クロスを塗装するデメリット 2選
クロスが剥がしにくくなる
塗装したクロスは塗料の分だけ厚みが増して硬くなってしまいます。また廻り縁・巾木・窓枠などと、クロスの端が塗料で引っ付いてしまう為、一度ペンキを塗ってしまったクロスはDIYではキレイに剥がすのが難しくなってしまいます。その為、次またクロスの汚れが目立ってきた場合には再度DIYで塗装することになるか、もしくは業者にクロス張り替えを依頼することになる場合が多いです。
クロスの劣化は防げない
古いクロスを塗装で再生した時、クロスを張り替えた場合とほどんど変わらないぐらいに見た目はキレイになります。ただし元のクロスが新しくなったわけでは無いので、貸家の場合、賃貸している間にクロスが剥がれ出したり、クロス自体にひび割れが生じたりして、入居者に迷惑をかけてしまう可能性が考えられます。
以上が、クロスにDIY塗装するメリット・デメリットのご紹介でした。
実際には、壁紙クロスへの塗装は他にも多くのメリット・デメリットが存在していますので、リフォームの専門サイトが発信しているメリット、デメリットについても、併せて確認しておいてください。
それでは、クロスを塗装で再生するためのDIYの手順をご紹介していきます。
クロスを塗装するための準備
- クロスの汚れを取る
- 剥がれや亀裂がある場合は補修する
- マスキングテープや養生テープを使って養生する
当ページでは施工前後の画像や必要備品、予算をメインで紹介していきます。
ではそれぞれの作業の内容を紹介していきます。
クロスの汚れを取る
あらかじめクロスに付着しているゴミなどを取り除いておきます。黒ずんだシミや消えない汚れまで取る必要は無いので、ハタキや雑巾でホコリやゴミを下に落とす程度で十分です。
剥がれや亀裂がある場合は補修する
下地となる元のクロスの状態を確認し、剥がれや亀裂がある場合は補修しておきます。剥がれにはクロス補修用のボンドを、亀裂にはひび割れ用のパテを使って補修します。どちらも無い場合は、木工ボンドで補修すればキレイな仕上がりになりませんが、結局表面をペンキで塗ってしまうことを考えると、木工ボンドで代用することも可能です。
マスキングテープや養生テープを使って養生する
マスキングテープや養生テープを使って、床やクロスが接している部分に塗料が付着しない様に準備していきます。
これでクロスに塗装する準備が整ったので、次は塗装の工程を解説していきます。
クロスをペンキで二度塗りする
準備するもの
- 刷毛(ハケ)
- ローラーハケ
- 容器
- 脚立
- ペンキ塗料
- ビニール手袋
- 雑巾
では、施工工程を解説していきます。
クロス塗装の工程
クロスに塗装する塗料を準備します。塗料は壁紙対応の水性塗料を用意して下さい。
届かない上部は脚立を使って、まずは全ての端と角を刷毛で塗っていきます。次に面の部分を一気にローラーハケを使って塗装していきます。
過去に投稿した『【DIY好き必見!】古い和室をキレイな和室に再生する方法4選。』でご紹介した塗装と比べると、ビニールクロスへの塗装は、塗料の染み込みが無くかなりスムーズに塗っていくことが出来ます。二度塗りも簡単で素人DIYでもキレイに仕上げる事が可能です。
二度塗り後は、塗料が完全に乾く前に養生テープを外していけば、クロスのDIY塗装は完成です。






センスが無いので、僕は全部ホワイトカラーを使用してしまいましたが、次チャレンジする時はオシャレなカラーで仕上げてみたいと考えています。
作業時間の目安 (6帖洋室の場合)
- マスキング・養生作業:約30分
- クロス補修作業:約1時間
- ペンキ塗装:1度塗り約1時間+2度塗り約1時間 計約2時間
補修のボンドやパテ、ペンキが乾燥する時間を考慮する必要がありますが、乾燥時間が早い晴れの日なら、6帖洋室の場合でしたら1日で仕上げることも可能です。
クロス塗装にかかるDIY予算
それでは、上記のビフォーアフターでご紹介したDIY事例のクロス塗装にかかったDIYの予算を発表します。
なんと、塗料代:約3,000円
この予算の中には、他のDIYでも使う消耗品などは含めていませんが、それらを合わせても数千円内でDIYすることが出来ます。
まとめ
今回ご紹介しました壁紙クロス塗装、僕も初めて貸家に対して塗装したのが壁紙クロスに対してでした。「汚れてる洋室壁にペンキを塗ってみたらキレイになるかなぁ」などと安易な考えで、実際にやってみたら案外キレイになったという結果オーライの内容でしたが、その時はビニールクロスなどの条件を知らなかったので、今回の内容に限らずDIYする時は、必ずネット等で下調べをしてからチャレンジするようにして下さい。
また、デメリットの解説の中で『賃貸している間にクロスが剥がれてきてしまう可能性がある』とご紹介しましたが、僕自身は上記の10年以上前に初めて塗装した貸家のクロスは今でも剥がれずに、賃貸出来る状態を保ってくれていますので、当時予算が少ない中でクロスの塗装DIYを選択して正解だったと感じています。
また他の記事では、僕がチャレンジしてきた他のDIYを、それぞれ個別の記事で解説していきますので、大家さんを始めたばかりの方や、DIYに興味がある方にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。

