DIYをする戸建て大家さんは、さまざまなアイテムを使って『【誰でも出来る!】少ない資金で月5万円稼げる貸家の探し方。』で手に入れた様な築古物件を修繕していくことになると思います。例えば穴あけ用の電動ドリルや、清掃用の掃除機などはDIYの必須アイテムとなってきます。
ただ今回の記事でご紹介するアイテムは、そういった必ず必要となって来るメインアイテムと言うよりは「こんなんあればいいなぁ」と思える様な便利なサブアイテムの紹介になります。
「え?じゃあ、別に無くてもいいやん!」と思ったそこのあなた。
はい。無くてもDIYは出来ます。僕も長年持っていませんでした。ただずっと欲しいと思っていました!そして最近ようやく手に入れたんです。
その名も『電動エアダスター!』
今回は大家歴10年になる僕が、長年DIYを行ってきた中でずっと欲しいと感じていた電動エアダスターをご紹介していく内容となっています。DIY好き大家目線で記事を書いていますので、エンターテイメントの1つとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
この電動エアダスター、日常使いとしても幅広く活躍してくれる代物で、他のブロガーさん達もメリットや活用方法をいろいろと投稿されていますが、当ブログではあくまで『DIYを行う大家視点』でのメリットや活用事例をご紹介していきますので、ご了承下さい。
ではまず、電動エアダスターとは何かを解説していきます。
電動エアダスターとは
電動エアダスターとは、小型ブロアーやミニジェットファンとも呼ばれ、従来のスプレー缶タイプのエアダスターとは異なり、バッテリーでファンを回して空気を吹き出す装置です。
特徴としては、手の平サイズの小型でありながら局所的に高い風圧を発生させることが出来ます。また軽量設計で簡単に片手で操作することが出来、持ち運びや取り扱いも容易です。
充電式であり、スプレー缶タイプの様に使い切りではなく、繰り返し使うことも出来ます。
それでは電動エアダスターのメリット・デメリットをご紹介します。
電動エアダスターのメリット 4選
小型で使いやすい
一般的なブロアーと比べると、手の平サイズの小型で軽量化されており、持ち運びがしやすく、ボタン1つで気軽に使え、狭い作業空間でも活躍してくれます。
安全性が高い
従来の缶タイプのエアダスターは可燃性ガスを使用しており、静電気や火花などで引火する危険性が有り火気厳禁となっているため、DIYの現場で使用するには不向きとなっています。対して電動エアダスターは可燃性ガスを使用しておらず、ガスの滞留などの心配が無いため、DIYで使用する際の安全性は高くなっています。
繰り返し使える
使い捨ての缶タイプエアダスターと違い、バッテリーを充電することによって繰り返し使用する事が出来るので、長く使っていくのであればコスパにも優れています。
パワフル
性能は商品によって異なりますが、小型ながら最大風力で使用すれば、ブロアーの様にゴミやホコリなどを簡単に吹き飛ばしてくれるパワーを誇ります。
それでは、次は電動エアダスターを使うデメリットもご紹介していきます。
電動エアダスターのデメリット 2選
初期費用が高い
僕が長年手を出さなかった理由の一つが、この初期費用の高さです。缶タイプのエアダスターの場合、1本500円程度となっていますが、電動エアダスターは安価な物でも5,000円近い費用が必要となってきます。
連続時間の制限がある
最大圧力の風力の場合、連続使用できる時間が約15分間など、コード式のブロアーと比べると、DIYの現場で続けて使う場合には制限がありますので注意が必要です。
以上が、電動エアダスターのメリット・デメリットのご紹介でした。
実際にはもっと数多くのメリット・デメリットが存在していますが、日常的に活用する場合と、DIYの現場で使用する場合で多少内容が異なって来ますので、工具関係の専門サイトや他のブロガーさんが発信しているメリット、デメリットについても、併せて調べてみてください。
では、ここからは僕自身の活用事例をいくつかご紹介していきます。
サイド大家 活用事例
事例1 シャッターや窓枠の溝の掃除
DIYをしていて結構苦戦するのがこの『溝の掃除』です。特に築古物件の場合、長年のゴミが蓄積している場合も多く、掃除機である程度は吸引する事も出来るのですが、角にこびりついたゴミなどは、掃除機では吸いきれなかったりもします。

そんな場合には、この電動エアダスターで一気にゴミを吹き飛ばしてしまいます。

事例2 使用後のドリルやノコギリの掃除
例えば、木工作業で使ったドリルやノコギリなどは、このように木くずが多く付着してしまいます。この使用後の工具の掃除が結構大変で、本来はブラシなどで丁寧に汚れを取り除いていくことになります。

こんな場合にも、電動エアダスターで工具全体に風を吹き付けて木くずやゴミを吹き飛ばしてしまえば、一瞬で工具の掃除は終わります。

事例3 ハンディークリーナーの掃除
DIYをしていて悩みの種になるのが『掃除機の掃除』です。当たり前ですが、ゴミを吸っているので掃除機もめちゃくちゃ汚れます。大きなゴミは取り除けますが、砂ぼこりなどはなかなか取る事が出来ません。
【閲覧注意】 お食事中の方はご注意下さい!

電動エアダスターは、掃除機の内部の掃除に一役買います。例えばハンディークリーナーの内部に風を吹き付けてやると、小さな砂ほこりなどを飛ばすことが出来、簡単にキレイにすることが出来ます。

事例4 ガレージ内の掃除
これはガレージ物件あるあるだと思いますが、何故かガレージの角の方には定期的に落ち葉やホコリなどのゴミが溜まります。

電動エアダスターで、ガレージの外にほこりを吹き飛ばしてしまえば、ほうきでよりも楽に一瞬でキレイにすることが出来ます。

事例5 グレーチングなどの蓋の掃除
グレーチングやマンホールの蓋の裏には、クモの巣が張ってあったり、ほこりが溜まっていたりします。

虫がいたりすることもあるので触りたくない時なんかも、電動エアダスターがあれば直接触れることなく掃除することが出来ます。

事例6 ハンディーファンの代わりになる
これはちょっと邪道な活用方法でオススメはしませんが、夏場のDIY作業中なんかはハンディーファン代わりに、自分自身に向けて電動エアダスターの風を吹きかけると、めっちゃ涼しいです。
ただし強モードだと、身に着けている工具なども吹き飛ばしてしまう可能性があり大変危険なので、人に向ける場合は必ず一番弱いモードでにしてください。あくまで一時的な応用にして、持続的な涼しさを求める場合は空調服などを活用してください。
ここまでご紹介した事例はごく一部であり、使用場面において様々な活用方法があると思いますので、もしご自身が使用される場合があれば、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
冒頭でも触れましたが、僕自身この電動エアダスターを購入したのはつい最近です。よくDIY現場で思っていたことがありました。「ちょっと吹き飛ばしたい!でもブロアーを使うほどでも無いんだよなー」って。そんな気軽に使える電動エアダスターも、今やDIYや掃除の際には必ず活躍してくれる僕の中でのスタメンアイテムの1つとなっております。
結論としては「なんでもっと早く買っておかんかったんやろー!」と思っていますので、この記事を読んで、もしDIYで活用出来そうであれば一家に1台あっても良いのではないでしょうか。
また他の記事では、DIYで活用できる様々なメインアイテムやサブアイテムなんかもご紹介していきますので、DIYに興味がある方や、初心者大家さんにとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
