当ブログは、築古戸建てをDIYでリフォームしてみたい大家さん向けに、特に専門知識や技術が無くても出来る、比較的簡単なDIYの事例などを発信しています。ですがもちろん、大家さんだけですべてのリフォームが出来るものではありませんので、基本的には貸家のリフォームは工務店と二人三脚で行なっていくこととなります。
もし、お知り合いに工務店や職人さんがいらっしゃる方は何も問題ありません。が、僕の様な建築関係や不動産関係に一切知り合いがいない、ボッチの大家さんも少なからずいらっしゃると思います。
でも、安心して下さい!この記事で相性の良い工務店と出会う方法をお伝えします。
「いや、工務店なんていっぱいあるし、どこでもいいんじゃないん?」と思われているそこのあなた。
ひとえに工務店と言っても、事業の規模や見積り金額、そして人間性など全く違いますので、各地に数多く存在する工務店の中から、自分に合った1社を見つけることは、大家業を成功させる重要な要素の1つとなってきます。
当ページは大家歴10年になる僕が、実体験で得た気づきを基に、初心者大家さん向けに、工務店の探し方と関係作りのポイントを紹介していく内容となっています。戸建て大家の1事例をご紹介していきますので、エンターテイメントの1つとして参考程度に読んで頂けたら幸いです。
それではまず、戸建て大家にとって工務店との関係の重要性を、簡単に解説します。
工務店が重要なパートナーである理由
なぜ戸建て大家にとって工務店が重要なパートナーなのか、それは物件を購入してから売却するまでの大家業を営んでいる間、ずっとお世話になり続ける存在だからです。
特に築古戸建ての場合は、購入直後にボロ家の再生でお世話になり、賃貸中の設備トラブルの対応でお世話になり、そして退去後に貸家を修繕する際にお世話になるなど、その関係が途切れることはありません。場合によっては売却時にもリフォーム済み物件としてお世話になるかもしれません。
そんな重要なパートナーとなるべき相手を適当に決めることは出来ませんので、ここからは対応エリアの工務店の探し方と、相性の良い工務店を見分けるポイントをお伝えしていきます。
工務店の探し方 2選
チラシや住宅情報誌で探す
地域にもよりますが、工務店やリフォーム関連会社のチラシは定期的にポスティングされます。また駅やコンビニなどにもフリーペーパーとして設置されている住宅情報誌の広告欄にも、工務店などの情報が記載されています。
インターネット検索
インターネットで『地名+工務店』で検索すれば、物件エリアの工務店情報が検索結果に出てきます。ホームページがある店舗はより詳細に会社情報を観る事が出来ます。
他にも多くの検索手段がありますが、大体この2つの検索方法『チラシ・住宅情報誌』と『インターネット検索』で3社ぐらいはピックアップ出来ると思います。
では、そのピックアップした工務店の中から、自分に合った1社を見分けるポイントを解説していきます。
自分に合った工務店を見分けるポイント 3選
自分に合った1社を選別する一番効率の良い方法は、自分に合わない可能性のある会社を除外していくことです。つまり消去法を使って選別していきます。
口コミを見る
インターネットに乗っている口コミは全部が信用出来るわけではありませんが、参考となるものも多く記載されています。特に他の利用者が感じた不満の声を知れることは、合わない可能性のある工務店を選択してしまわない為の貴重な情報となります。
相見積もりを取る
検索でピックアップした工務店から、少なくても3社以上は相見積もりを取って下さい。1社の見積もりだけでは、相場より料金設定が高い工務店を選んでしまう可能性もあります。必ず複数の工務店から見積もりを取り、自身が依頼したリフォームの適切な見積り相場を確認して下さい。
実際にコミュニケーションを図る
中には、見積もりの際にも上から目線で高圧的な対応を取ってくる業者も稀にいます。大家としては付き合いが長くなる想定をしていますので、コミュニケーションに難があると、こちらの要望が上手く伝わらなかったり最悪トラブルに発展する可能性も考えられます。例えば、相見積もりを取ると伝えたとたん対応が悪くなる様な業者は除外しても良いかもしれません。
もちろん大家側も「お客様は神様」精神で接してはいけませんのでご注意下さい。
ぜひ、この3つの手段を使ってピックアップした中から自身に合った工務店を見つけ出して下さい!
次にお伝えしておかなければいけないのは、工務店の事業規模によってもそれぞれの強み・弱みがありますので、工務店選びの参考としてご紹介していきます。
個人規模の工務店とパートナーになるメリット 2選
代表と直接関係性を築くことが出来る
大手の工務店の場合、社長等の経営者とは直接関わる機会は少なく、対応は営業の担当者と行う形が多いと思います。もちろん担当者が退職となった場合は別の担当者に変わる事になりますが、個人規模の場合は、代表も現場入りしてくれることが多く、大家にとって基本的に変わることが無い経営者と直接やり取りを続けることができる点は、信頼関係を長く築いていく点でも大きな強みになります。
予算の相談がしやすい
直接、決定権のある経営者と交渉出来ることで言えば、見積もり金額の交渉がしやすい点があげられます。例えば『【お願いできるの?】取り付けだけプロに依頼する施主支給の2つのポイント。』の記事でお伝えした施主支給は、大手の工務店ではまず断られますが、個人規模の工務店では、関係性次第では引き受けてくれる可能性も高く、予算を抑えるには大きなメリットになります。
個人規模の工務店とパートナーになった場合のデメリット 2選
関係性が崩れやすい
上記でお伝えした経営者と直接関わる事が出来ると言う点は、メリットが大きい反面、築いてきた関係が一瞬で崩れてしまう危険性もあります。特に代表が職人の場合、普段は良い人でも何気ない会話で怒らせてしまうなど、気難しい方もいらっしゃいますので、時に大家側が慎重に接する必要がある場面もあります。
廃業の可能性がある
小さな工務店は、数年後にはもう営業していないことも多々あります。単純な経営状態の悪化だけに限らず、代表の健康状態が原因で引退される場合もあり、後継者がいない場合そのまま廃業となりますので、長期間パートナー関係を続けていくという点では大手と比べて不安定になります。
ここまでは個人規模の工務店についてご紹介してきました。対してここからは大手の工務店について解説していきます。
大手の工務店とパートナーになるメリット
災害時でも対応してもらえる
『【大家さん必須!】必ず来る自然災害への対策と2つの実例。 』でお伝えしました、2018年に発生した台風21号では多くの家屋が被害を受けました。僕の所有している貸家も瓦屋根が破損してしまいましたが、この時、長年お世話になっていた個人規模の工務店の方には「あまりに他からの依頼が多いので、いつ行けるか分らない」と屋根の修理を断られてしまいました。パートナー的存在の工務店でさえも依頼をうけてもらえなくなるほどの状況だったのですが、屋根なのでそのまま放置しておくわけにもいかず、ダメ元で大手の工務店に屋根修理をお願いしたら、すぐに応急処置をしてくれて2ヶ月後には屋根の修理を施工してもらうことが出来ました。この様に大規模災害時には、大手の組織力がとても心強く感じます。
大手の工務店とパートナーになった場合のデメリット
見積もり金額が高い
大手の工務店は、個人規模と比べて広告宣伝費や営業担当者の人件費などにお金を掛けており、大規模なリフォームを請け負う事も多いため、戸建て大家が依頼するような小さなリフォームの場合は見積もり額が比較的に高くなってしまう傾向にあります。これはキャッシュフローを考えるとデメリットになってしまいます。
以上が、工務店の事業規模によるメリット・デメリットの紹介でした。
大家としての関わりを考えなければ、もっと多くのメリット・デメリットがそれぞれに存在していますので、工務店やリフォーム会社に関連する専門サイトが発信しているメリット、デメリットについても、併せて調べてみてください。
まとめ
今回は、戸建て大家にとって自身と相性の合う工務店の探し方から、運営規模による違いについての説明まで、具体的に解説してきました。
大家としては工務店と少なくても1社とはパートナー的関係性を築いておくべきですが、僕の経験からすると、個人規模・大手どちらにもお世話になる可能性があります。
柔軟に対応してくれる相性の良い個人規模の工務店とパートナー関係を築いた上で、大規模災害などの緊急事態に備えて、大手の工務店も何社かリストアップしておくと良いかもしれません。
また他の記事では、工務店以外にも賃貸運用にとって必要な関連会社なども投稿しておりますので、副業に興味がある方や、大家さんを始めたばかりの方にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
