皆さんは普段生活していて、例えば「ここの壁にフックがあって、服を掛けられたら便利だなぁ」なんて思ったりする事はありませんか?
もちろん自分で、壁にフックを固定して取り付けることも一つの方法ですが、下地の位置探しなどある程度知識を必要とします。もし失敗すれば直ぐにグラグラになりますし、壁も傷つけてしまいます。
そんな方のお悩みを解決してくれるのが2×4突っ張りシステムというアイテムになります。
これさえあれば、簡単に自宅に壁掛けフックを作ることが出来ます。
「え~、私あんまり器用じゃないし自信ないわ!」と思ったそこのあなた、
今回のタイトルで言っている『誰でも出来る!』、これは決して大げさではありません。それをこれからご紹介していきます。
当ページは大家歴10年になる僕が、実体験で得た気づきを基に、自宅に設置している2×4突っ張りシステムをご紹介していく内容となっています。DIY好き大家目線で記事を書いていますので、エンターテイメントの1つとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
それではまず、2×4突っ張りシステムをご説明していきます。
2×4突っ張りシステムとは
2×4突っ張りシステム(ツーバイフォー突っ張りシステム)とは、ツーバイフォー材を使って、主に室内で柱を立ててフックや棚を作るためのDIY用のアイテムです。
同様の原理を用いた商品がいくつか販売されていますが、今回の記事では『若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール』(通称:ディアウォール)についてご説明していきます。
ツーバイフォー材(2×4材)とは、木材の規格名で、断面が約38×89mmの角材で、ホームセンターなどを訪れると必ずと言っていい程目にする建材です。
この2×4材を床と天井の間で突っ張ることで柱にし、フックや壁面ラックにするシステムがツーバイフォー突っ張りシステムです。
突っ張りパッド(上部パッドと下部パッド)の間に2×4材を挟んで設置するだけで、釘やビスで壁に穴をあけなくても自立する柱を作ることが出来ます。
仕組み
- 2×4材を用意
ホームセンターなどで市販されています(長さは部屋の天井の高さから45mm短くカットした寸法) - 専用パッドを取り付け
上側と下側に突っ張り用のパッドを取り付けます。上のパッドにはバネが入っており、押し付ける力で突っ張りをつくる仕組みです。 - 床と天井に突っ張って固定
2×4材を垂直に立てて突っ張ることで安定した柱になります。下のパッドの調整スペーサーで多少のズレも吸収できます。
作成出来るDIY例
2×4突っ張りシステムを使うと、様々な物をDIYで作成することができます。下記はその一例です。
- 壁掛けフック
- 物置棚
- 有孔ボードを使った文房具収納スペース
- 部屋の間仕切りパーティション
など、自由な空間づくりが可能になります。
2×4突っ張りシステムを使うメリット 3選
壁や天井に穴を開けない
大切な自宅を傷つけずにDIYを楽しむことが出来ます。もちろん原状回復が必要な賃貸物件でも安心して使えます。
必要工具が少ない
2×4突っ張りシステムで作った木材の柱に対してフックや棚を取り付けるので、ドライバーとビスがあれば簡単に作業する事ができます。
カスタマイズ自在
好きなパーツを取り付けて、自分好みの壁掛け収納スペースを作成することが出来ます。また別の場所へ移動することも簡単に行うことが出来ます。
注意点
- 天井や床の仕上げ材によっては設置できない場合があります。(弱い石膏ボードなど)
- 耐荷重には限度があるので、重い家具や大量の荷物を載せる用途には適していません。
- 突っ張り力は、バネやゴムの摩耗で変わるため、定期的にチェックする必要があります。
以上が、2×4突っ張りシステムを使用するメリットと注意点の説明でした。
今回ご紹介した以外にもメリット・デメリットが存在していると思いますので、 メーカーの公式ホームページや他のDIYブロガーさんが発信しているメリット・デメリットなども、併せて調べてみてください。
サイド大家 事例
ここからは、僕の自宅に設置している2×4突っ張りシステム(ディアウォール)を使った壁掛けフックをご紹介します。
既に取り付けているものなので作成の手順ではありませんが、どれだけ簡単に設置できるか、参考程度にご紹介していきます。
では、ここに壁掛けフックを作っていきたいと思います。

取り付ける場所の、天井の高さから45mm短くカットした2×4材を1本用意します。購入したホームセンターで有料でカットしてもらえます。

( 画像の2×4材は、僕が100均で購入したフックと小物置きを取り付けてみました )
ディアウォールは上部・下部の2つのパッドが入っており、バネが内蔵されている(押すと凹む方)が上部パッドになります。

先に上部パッドを2×4材の天井側に被せます。

続いて、下部パッド(押しても凹まない方)を床側に被せます。

天井側の固定ポイントを決めます。

最後に、下部パッドが外れない様に注意しながら、2×4材を上方向に少し持ち上げて(バネを上に押し上げる感じ)、柱が垂直に立つ床側の固定ポイントに合わせたら完成です。

固定力が弱い場合は、下部のパッドに付属の調整スペーサー(プラスチックの板)を入れて固定強度を調整します。

この様に、簡単に壁掛けフックを設置することが出来ました。
例えばこんな感じで、服を掛けたり、小物を置いたりしてインテリアを楽しんだりも出来ます。

その他の設置例

この玄関前のデッドスペースが…

こんな感じの、おでかけグッズをたくさん引っ掛けて置けるスペースに変わりました。
まとめ
今回の記事では、2×4突っ張りシステムの特徴や活用事例などをご紹介してきました。見て頂いた通りとても簡単で、本当に『誰でも出来る!』と言う意味を理解して頂けたのではないでしょうか。
僕がご紹介した設置例は誰でも出来ますが、その気になればもっとオシャレで本格的な壁掛け収納スペースを作ることも可能ですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし注意点でもお伝えしました様に、突っ張り固定しているだけなので、強い力をかければ外れてしまいます。
もし大家さんが貸家にDIYで設置した場合、なんらかの強い力がかかり、入居者さんが大切にしている所有物を破損させてしまったり、入居者さん自身を怪我させてしまっては大変です。
自分の自宅に設置したり、入居者さんが貸家に自分で設置する分には何も問題ありませんので、あくまで自己責任で使うようにして下さい。
大家さんが貸家の壁に棚や収納スペースを設置したい場合は、潔く職人さんに依頼し、固定強度の高い施工方法で設置して下さい。
また他の記事では、DIYで活用できる様々なメインアイテムやサブアイテムなんかもご紹介していきますので、初心者大家さんや、大家さんじゃなくてもDIYに興味がある方達にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
