もしも、皆さんのご自宅のコンセントが、

こんな風に割れていたら、直ぐに使用を中止して、町の電気屋さんに修理をお願いして下さい。
部品代と工賃合わせて、大体8,000円ぐらいの費用で新しいコンセントに取り換えてくれます。
「まぁまぁ、高いっすね…」と思われたそこのあなた。
8,000円で安心が買えると思ったら安いものです!
ただ、当ブログでは以前『【コスパ最強!】戸建て大家が持っておきたい資格No.1はコレ。』の記事で、電気工事士の資格を持ってさえいれば、自分で壊れたコンセントの交換が出来ると言うことをお伝えしました。
せっかくなので今回は、第二種電気工事士資格を持っている僕が、自分でこの割れたコンセントを交換する方法を、画像付きで解説していきます。DIY好き大家目線で記事を書いていますので、エンターテイメントの1つとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
コンセント周りの作業は状況に応じて、
- 電気工事士じゃなくても行えるケース
- 電気工事士試験の合格者であれば行えるケース
- 資格を持っていても電気工事業務の経験が無い場合は行わない方が良いケース
に分かれていますので、交換手順を解説する前に、まずはそれぞれのケースを整理していきます。
コンセント周りの状況別作業ケース
ケース① 電気工事士じゃなくても行えるケース
- コンセントプレートの交換
ケース② 電気工事士試験の合格者であれば行えるケース
- 表面が割れている(欠けている)コンセント本体の交換
本体だけ取り換える作業になります。第二種電気工事士の技能試験の中には、コンセント本体へコードを接続するという内容がありますので、技能試験に合格している方であれば問題なく行える作業です。
ケース③ 電気工事業務の経験が無い場合は行わない方が良いケース
- コンセントの増設工事
- 焦げた跡があるコンセントの修理
- 壁内の配線の修理など、ケース①ケース②以外のほとんどの電気工事作業
上記の内容は、技能試験で行うレベルを超えているものが多く、資格を取得しただけで、現場経験が無いという方であれば、安易に行わない方が良いケースでしょう。
ではここからが、今回ご紹介したいケース②の『割れているコンセント(本体)の交換』になりますので、早速画像を使ってご説明していきたいと思います。
コンセントの交換方法
準備するもの

- コンセント本体
- プレートはずし
- プラスドライバー
- 絶縁ゴム手袋
たったこれだけの道具で、壊れたコンセントを交換することが出来ます。
作業手順
安全に作業するための準備をする
電気工事作業をする際は、必ず絶縁ゴム手袋を着用してから行って下さい。

まずは、電気工事作業を行う前にブレーカーを落として電気を遮断します。

対象のコンセントの電気を遮断するだけでいいのですが、素人の場合は主幹ブレーカーを落とせば全ての電気が遮断されますので、安心して電気工事作業する事が出来ます。ただしその場合、使用していた電化製品なども全部電源が切れてしまいますので、あらかじめ切っておくなどの対処をしておいてください。
コンセントプレートを外す
安全対策が出来たら、割れたコンセントのプレートの下部分にある隙間に、プレートはずしを差し込んで、少し強めに手前に引くとプレートが外れます。

コンセントプレートの台を外す
プラスドライバーを使って、プレートを止めていたプラスチック台のネジを外します。

ちなみにここまでの作業が、前述しました『ケース①の電気工事士じゃなくても行える内容』になりますので、資格がない方でも『割れたコンセントプレートの交換』や『昭和のコンセントプレートを新しいコンセントプレートに交換』するなどのDIYにチャレンジしてみては如何でしょうか。
コンセントの本体を外す
プラスドライバーを使って、コンセント本体の金具を止めているネジを外します。

ネジが外れたら、本体ごと手前に引き出します。

コードを外す
引き出したコンセント本体の裏側を確認すると、白と黒のコードが繋がっているのが見えます。
【注目!】新しいコンセントにも同様に配線しますので。上側に白と黒のコードがあり、白い配線側に 🅆 のマークが書かれていることを覚えておいて下さい!

2本の配線の間に配線外し穴があるので、そこにプレートはずしを差し込めば、2本のコードを引き抜くことが出来ます。

新しいコンセントに配線する
交換用の新しいコンセント本体に、先ほど引き抜いた白と黒のコードを差し込みます。コンセント本体は向きが決まっておりますので、表の右上に『上』という文字が入っている方を上向きにしておきます。
【要注意!】ここで絶対に間違ってはいけないのが、白いコードを 🅆 側に差し込むという事です。元のコンセントにも 🅆 の側に白いコードが刺さっていた様に、コードの差し込む場所が決まっていますので、新しいコンセントにも 🅆 側に白いコードを差し込みましょう。

🅆 側に白いコードを差し込んだら、次は反対側の穴に黒いコードを差し込みます。両方とも銅線が見えなくなるぐらい、しっかりと奥まで差し込んで下さい。

コンセント本体を壁に戻す前に、元のコンセントと同じ様に配線されていることを、再度確認しておいてください。
コンセントを元の状態に戻す
外した時の逆の手順で、コンセントを元に戻していきます。まずはコンセント本体の金具をネジで壁に固定します。

次に、コンセントプレートの台をネジで壁に固定します。

最後に、コンセントプレートを台にはめ込みます。

プレートの上側を先にはめ込んでから下側をはめ込めば、簡単にプレートを固定する事が出来ます。

ブレーカーを元に戻す
落としている主幹ブレーカを引き上げると全ての電源が元に戻ります。設置している電化製品によっては初期設定が必要なもありますので、確認しておいてください。


新しいコンセントへと交換することが出来ました。交換したコンセントがちゃんと使えるかを掃除機などの家電のプラグを差し込んで確かめてみて下さい。
交換して気づいたこと
交換前のコンセント、表面から見た時には2口ある差し込み口の下部にヒビが入っているだけだと思っていましたが、実際に外してみるとコンセント全体が大きく割れている事がわかりました。

この様に、コンセント本体に少しでも何か異常があった時は、差し込み口が2ヶ所ある場合でも、どちらも使用しない様に注意してください。
予算の合計
それでは、DIYで壊れたコンセントを交換したときの予算の合計を計算してみます。
コンセント交換にかかる費用の合計
- コンセント本体:343円
町の電気屋さんに修理を依頼した場合、コンセント1箇所で部品代+工賃で8,000円近くかかります。自分で行えば工具代合わせても1,000円程度ですので、たった5分程度の作業で7,000円近く費用を抑える事が出来ます。
まとめ
今回は、コンセント周りの状況に応じた作業ケースの解説と、壊れたコンセント本体の交換手順を説明してきました。
第二種電気工事士の資格を取得していれば、一般住宅や小規模店舗などで使用される600Ⅴ以下の一般用電気工作物の工事に携わることが出来ることになっていますが、比較的技術が要求される作業や火災などの危険性が伴う内容が多いので、電気工事事業に携わったことがある方でなければ、今回ご紹介したコンセント本体の交換以外は、プロに依頼することを強くお勧めします。
ただ、見て頂いた通りコンセント本体の交換だけであれば電気工事の中でもかなり簡単な作業の部類に入り、わりとよくある事例なので、資格取得者であれば是非チャレンジしてみては如何でしょうか。
もちろんちょっとしたミスでも、漏電等の事故につながる恐れがありますので、たとえ自宅のコンセントだとしても、電気工事士の資格がない場合は絶対に自分ではやらないようにして下さいね。
また他の記事では、実際に貸家に施した他のDIYも投稿していますので、大家さんに興味がある方や、DIY好きな方にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
