DIYにチャレンジする大家さんにとって、使用頻度が高い王道中の王道である工具、それがこちら。
そう!『電動ドリルドライバー』です。
コレ1台で、先端のビットを交換することにより、ドリルによる『穴あけ作業』やドライバーによる『ネジ(ビス)締め作業』、その他にも研磨ビットを取り付ければ文字通り『研磨作業』など、何役もこなしてくれます。
貸家リフォームの多くの場面で活躍してくれるので、DIY好き大家を名乗るなら、持っておくべきツールの1つでしょう。
「…いやいや、もう持ってるって!」と思ったそこのあなた。
今回ご紹介したいのは、この電動ドリルドライバーではございません。
長くDIYの現場で電動ドリルドライバーを活用していると、いずれ「本体の大きさが邪魔して、ビスが上手く締めれない」なんて場面に出くわすことがあると思います。そんな時に必要になってくるのが、この『フレキシブルシャフト』です。
「なにこれ?」と思われたそこのあなた。
今回の記事は『【DIYの役立ちアイテム!】電動エアダスターをおススメする4つの理由。』の第2弾といたしまして、大家歴10年になる僕が長年DIYの現場で電動ドライバーを使用してきた中で、あれば必ず役に立つフレキシブルシャフトを紹介していく内容となっています。DIY好き大家目線で記事を書いていますので、エンターテイメントの1つとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
ではまず、このフレキシブルシャフトというツールが何なのかを説明します。
フレキシブルシャフトとは
フレキシブルシャフトとは、電動ドリルドライバーに装着して使う工具の1つで、長くて自由自在に曲げる事が出来るシャフトにより、回転動力を柔軟に伝達する事が出来るツールです。
では、このアイテムがどのような場面で必要になってくるのかを解説してきます。
フレキシブルシャフトを使うメリット 2選
本体が干渉してしまう位置のネジ(ビス)を締めることができる
電動ドリルドライバー本体の大きさが邪魔して、ドライバーの先端がビスに対して斜めになってしまう様な場面でも、フレキシブルシャフトで角度を調節することで、ビスに対してまっすぐに電動ドライバーの回転力を伝えることが出来ます。
狭くて本体が入らない様な空間でも使用することができる
電動ドリルドライバー本体が入らないような狭い空間にあるビスでも、フレキシブルシャフトには長さがあり曲げることも可能なので、少し離れた位置から本体を操作することでビスを締めることができる様になります。
以上2点のメリットをご紹介しましたが、フレキシブルシャフトの扱いには多くの注意点もありますので解説していきます。
フレキシブルシャフトを活用する注意点 3点
購入時の注意点 ( 適用商品を確認する )
ネットショッピングなどで『フレキシブルシャフト』と検索すると、様々な商品がヒットしますが『電動ドリルドライバー専用』の他に、おもちゃ作りなどの精密作業で使われる『ミニルーター専用』というフレキシブルシャフトも一緒に検索結果に表示されてしまいます。もちろんこれはDIYで使用することは出来ませんのでご注意下さい。
使用時の注意点 (シャフトの先端を保持する・無理な力で曲げない)
使用する際は絶対に片手持ちでは使用しないでください。(この後にご紹介する使用例では左手で撮影している関係上、片手持ちになっていますが、実際は両手で保持します)
もしシャフト部分を保持しないで電動ドリルドライバーを操作してしまうと、遠心力によりフレキシブルシャフトが振り回される事となり、非常に危険ですので、必ずもう片方の手でシャフトを保持して下さい。ビス締めの際は、保持したシャフト部をまっすぐにビス頭に圧着して使います。
また、使用時にシャフトを無理な力で曲げない様に注意して下さい。
保管時の注意点 (曲がり癖がつかない様にする)
保管の際は、可能な限りシャフトをまっすぐ伸ばした状態で保管するようにして下さい。もし無理に曲げた状態で保管してしまうと曲がり癖がついてしまい、使用時にシャフト内での摩擦抵抗が大きくなり、見えない内部が破損してしまう危険性があります。もしシャフトから異常な発熱を感じたら、すぐに使用を中止し、シャフトの温度が下がるまでしばらく触れない様にして下さい。もちろん一度そのような症状が出たフレキシブルシャフトは再度使用はしないで下さい。
以上が、フレキシブルシャフトを扱う注意点の解説でした。
実際にはもっと多くの注意点がありますので、工具関係の専門サイトや他のベテラン大家さんが発信している注意点も合わせて調べ、そして商品を購入した際は必ず取扱説明書を熟読しその指示に従って使用するようにして下さい。
では、ここからは実際にいくつかの使用例をご紹介していきます。
サイド大家 使用例
使用例1 カーテンレールのビス止め
僕は貸家のDIYを始めて、早々にこの壁にぶち当たりました。

このカーテンレールを固定するためのビスを電動ドリルドライバーを使って締めていきます。

まずは電動ドリルドライバーに付属している通常のドライバービットを使用してみます。

この様に、カーテンレール上部に電動ドリルドライバー本体が干渉して、ドライバービットが斜めになってしまい、ビスをしっかりと締める事が出来ません。
電動ドリルドライバーの付属ビットをフレキシブルシャフトに取り替えます。(取付方法などは電動ドリルドライバーによって異なってくるため、ご使用の電動ドリルドライバーの取扱説明書に従って取り替えして下さい。)

( ※ここから先の映像で、フレキシブルシャフト使用が片手持ちになっていますが、左手で撮影している為ご了承下さい。取り扱う際は必ず両手でご使用下さい )

電動ドリルドライバーが干渉することなく、まっすぐビスにドライバーが届いています。
使用例2 壁掛け照明のビス締め
こちらもDIYで出くわすことが多いパターンです。

この様に取り付けられている設備は、壁際ギリギリの位置にビスがあったりもします。

今度は壁側に電動ドリルドライバーが干渉してしまい、壁際のビスにまっすぐ届きません。

フレキシブルシャフトを使えば、本体が干渉することなくビスを締める事が出来ます。
使用例3 洗面化粧台キャビネット内のビス締め
まずは一度、ご自宅の洗面化粧台下のキャビネット内を開けて中を見てみて下さい。
めちゃくちゃ配管が通っており、一目で電動ドリルドライバーが入るスペースが無い事が分かります。

(映像の奥に見えるビスを締めたいのですが、そもそも普通のドライバーですら使用するのが難しいそうです)

フレキシブルシャフトを使用すると、この様に電動ドリルドライバーが入る位置から操作することで、ビスを締める事が出来ます。
いくつか使用例をご紹介してきましたが、まだまだ活躍場面はあると思いますので、ぜひ他にもフレキシブルシャフトを装着した電動ドリルドライバーの可能性を探求してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はDIYの役立ちアイテムとして、フレキシブルシャフトを使う事で可能になる作業や注意点、具体的な使用例を解説してきました。
自在に曲げる事が出来る反面、強度は無いので、通常のドライバービットと全く同じように扱う事は出来ませんが、その利点を使いこなすことによってDIY大家さんとしての活動の幅を広げてくれるアイテムになることは間違いと思います。
決して高価な商品では無いので、電動ドリルドライバーDIYの壁にぶち当る事を想定して、フレキシブルシャフトをツールボックスの中に1本用意しておいても良いのかもしれませんね。
また他の記事では、DIYで活用できる様々なメインアイテムやサブアイテムなんかもご紹介していきますので、DIYに興味がある方や、初心者大家さんにとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
