またまた『【誰でも出来る】少ない資金で月5万円稼げる貸家の探し方!』にて検索ヒットした物件。築年数30年を超えている物件ばかりなので、バスルームも昔ながらのモルタルやタイル作りの在来工法がほとんどです。ユニットバス物件なんてまずありません。しかも長年使用されていたためか、タイルが割れていたり部分的に欠けていたりすることも多いです。おまけにカビや簡単には落ちない汚れがびっしり!
それがこちら!

内見時は大体こんな雰囲気です。
「じゃあ、いっそのことユニットバスに換えたらいいやん!」と思ったそこのあなた。
もちろんそれが出来ればイイのですが、水回りのリフォーム、中でも浴室はかなり高額になることがほとんどで、在来工法バスルームをユニットバスへ造り変えるには一般的に100万円近い予算が必要になってきます。
まだ賃貸物件として1円の収益も発生していないのに、購入していきなり100万円も飛んでいくのは正直ツラい。出来るのならそのまま使いたい。
というワケで、先ほどのバスルームをDIYで何とかしたものがこちらです!

どうでしょうか。決して劇的な変化はありませんが、何とか借りてもらえる状態には再生出来たのではないでしょうか。
一般的には高額になるとされているバスルームのリホーム代ですが、当DIYで再生した場合、
予算=1万円以内です。
難しい内容も一切なく、誰でも出来るDIYなので、チャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。
今回は、大家歴10年になる僕が、実際に貸家に対して行った在来工法バスルームを再生するDIYをご紹介していきます。一人の個人大家の実例を「こんな方法してる奴もいるんだ」という軽い気持ちで、エンターテイメントとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
また当DIYは最近施工したものではなく、10年以上前に行ったDIYなので、作業の詳細画像を用意できないことをご了承ください。
では早速、古いバスルームを再生するためのDIYの内容をご紹介していきます。
在来工法バスルームを再生するDIYの方法 4選
- 浴室用洗剤とカビ取り剤を使って掃除する
- タイルの割れや亀裂を補修する
- タイルと浴槽の継ぎ目のコーキングを充填する
- 浴室天井、浴室床を塗装する
当ページでは施工後の画像や必要備品、予算をメインで紹介していきます。各DIYの詳細は、内容別に個別ページでご紹介していきます。
ではそれぞれの作業内容をご紹介していきます。
浴室用洗剤とカビ取り剤を使って掃除する
まずは、バスルーム内の汚れとカビを徹底的に取り除きます。
準備するもの
- 浴室用洗剤
- カビ取り剤
- 浴室掃除用スポンジ
- ゴム手袋
- マスク
では、施工手順を解説していきます。
作業の手順
浴室用洗剤でバスルームを全体的に掃除した後に、カビ取り剤でカビを除去する。
まずは長年使用されてきたであろうバスルーム内の汚れを取り除いていきます。浴室用洗剤を使って、出来る限り黒ずみや粘着性のある汚れは取り除いておきます。特にタイルの継ぎ目や浴室の角は汚れが付きやすいので、念入りに掃除します。洗剤を水で洗い流した後は、排水溝などに溜まった髪の毛やゴミも取り除いておきます。
浴室用洗剤で落ちなかった黒ずみは浸透してしまっているカビなので、カビ取り剤を使って取り除きます。カビ取り剤はかなり刺激の強い薬剤なので、使用の際は換気を行ったうえで必ずマスクと手袋を着用して、商品の説明をしっかりと読んでから使用してください。
最後にしっかりとカビ取り剤を水で洗い流せば、浴室の掃除は終了です。


予算の目安
- 浴室用洗剤:約300円
- カビキラー:約300円
作業時間の目安
- 浴室清掃作業:約1時間
タイルの割れや亀裂を補修する
次は破損しているタイルを補修していきます。
準備するもの
- タイルの補修材
では、施工手順を解説していきます。
DIYの手順
タイル補修材でタイルの割れや亀裂を補修する
タイルの割れや亀裂をタイル補修材を使って直していきます。タイル補修材はモルタルになっており、はじめは柔らかい状態ですが、時間が経つと完全に硬化します。亀裂に対してはその部分だけ埋めていくことが出来ますが、タイルが大きく欠けている場合は補修材で欠損部分を形成する必要があります。欠損部分にタイル補修材を多めに埋めていき、固まる前にヘラなどで形成します。
タイル補修材が完全に固まれば、タイル補修のDIYは完成です。


予算の目安
- タイル補修材:約500円
作業時間の目安
- タイル補修作業:約1時間
浴槽とタイルの継ぎ目をコーキングする
浴槽の継ぎ目には元々防水用のコーキングは施されているのですが、古いコーキング材は硬くなっていたり、劣化してボロボロになっていたり、本来の防水効果が無くなっている場合がほとんどなので、新しいコーキング材を打ち直します。
準備するもの
- 浴室用コーキング材
では、施工手順を解説していきます。
DIYの手順
古いコーキング材を取り除き、新しいコーキング材を充填する。
元の劣化したコーキング材をカッターなどで出来るだけ綺麗に取り除きます。
新しいコーキング材を打ち直す前に、マスキングテープを使用してコーキング材が余計な部分に付着しない様に養生していきます。新しいコーキングを充填したら付属のヘラを使ってキレイにならしていきます。
コーキング材は弾力性が有るので完全には硬化しませんが、打ち直したコーキング材の表面がほどよく乾燥してきたら、マスキングテープを剝がしてコーキングDIYは完成です。


予算の目安
- 浴室用コーキング材:約500円
作業時間の目安
- コーキング打ち直し作業:約1時間
浴室天井、浴室壁を塗装する
カビや黒ずみがこびり着いているモルタルの天井や壁を、ペンキで塗装して綺麗にしていきます。
準備するもの
- 刷毛
- ローラー刷毛
- 容器
- テープ付き養生シート
- 脚立
- ペンキ塗料
- ビニール手袋
- 雑巾 など
では、施工手順を解説していきます。
DIYの手順
バスルームのモルタル部分を塗装する
まずは塗料がモルタル以外の部分に付着しない様に、テープ付き養生シートやマスキングテープを使って、タイル部分や浴槽部分、シャワーヘッドホルダーや浴室ライトなど、モルタル以外の部分を養生していきます。
養生が出来たら、浴室用の塗料を使ってモルタル部分を塗装していきます。一般的な塗装と同じ方法で、先に刷毛を使って角を塗っていき、その後に面をローラーで塗っていきます。
カビや取れない黒ずみなどは気にせず、上からペンキ塗料で塗ってしまいます。
塗料が完全に乾く前に養生シートを外せば、浴室天井・浴室壁の塗装DIYは完成です。


予算の目安
- 浴室用塗料:約3,000円
作業時間の目安
- 塗装作業:約1時間
予算の合計
それでは、古いバスルームを再生したときの予算の合計を計算してみます。
在来浴室1室にかかるDIY予算の合計
- 浴室清掃:約600円
- タイル補修:約500円
- コーキング:約500円
- 浴室塗装:約3,000円
- その他の備品(塗装用品や養生テープなどの消耗品等):約2,000円
合計:約6,600円
この合計には、工具や道具などは含まれていません。
まとめ
今回のDIYは、画像を見て頂いた通り特段インパクトのある内容ではありませんが、ただこの浴室の物件はDIY再生を施工したことによって、その後5年間は在来工法バスルームのまま借りて頂く事が出来ました。
所有当初は、いきなり100万円もの予算を使ってユニットバスへ入れ替えることは出来ませんでしたが、今回の1万円を切る在来工法バスルームDIYを施して賃貸して頂いた家賃で十分に予算を賄うことが出来たので、現在はユニットバスへと変更済みです。
業者に依頼した場合のリフォーム費用に比べたら、かなり安価でチャレンジ出来るDIYであり、実際に僕自身は同じ方法で数軒再生して賃貸して頂いている実績もありますので、在来工法バスルームを再生してみたい方はヒントにしてみて下さい。
また他の記事では、実際に貸家に施した他のDIYもご紹介していきますので、大家さんを始めたばかりの方や、DIYに興味がある方にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。

