夏のDIYの天敵、それは『蚊』。
作業に集中したいのに、うっとおしいぐらい寄ってきて、気が付いた時にはすでに何ヶ所も刺されていてめっちゃ痒い。なんて経験はありませんか?
特に蚊は、人間が吐く息の二酸化炭素や、汗の臭いに反応して寄ってくるので、作業中の人は、よりターゲットになってしまいがちです。
蚊取り線香や虫よけスプレーで一時的に対策する事は出来ても、次の日にはまた現れて血を吸うために寄ってきますよね。やはり繁殖源を絶たないとキリがありません。
「でも、うちは近くに田んぼとか溜池とか無いのに、なんで毎年こんなに蚊がいるんやろ?」と不思議に思われている、そこのあなた。
たとえ、コンクリートだらけの住宅街であっても、蚊が繁殖してしまう場所はあります。
という事で今回は『【大家が使える裏技①】使用済み除湿剤を除草剤代わりに使うメリット2選。』『【大家が使える裏技②】食べたみかんの皮を掃除で活用するメリット2選。』に続く裏技シリーズ第3弾として、誰でも簡単に出来る廃材を使った蚊対策をご紹介していきます。戸建て大家目線で記事を書いていますので、エンターテイメントの1つとして楽しんで読んで頂けたら幸いです。
それではまず、蚊が繁殖してしまう条件を解説していきます。
戸建てで蚊が繁殖しやすいポイントは
まず、蚊が繁殖するのに必要な絶対条件が『水がある場所』になります。蚊は水中に産卵し、そこで蚊の幼虫であるボウフラが繁殖します。
つまり戸建てで水が溜まりやすい場所を1つずつチェックしていくと、蚊の発生源が特定できます。
では戸建て住宅内において、水が溜まりやすい場所と言えば、
- キッチン
- 浴室
- トイレ
こういった水周り周辺ではないでしょうか。
生活環境下では水が流れている場所なので、あまりボウフラが繁殖することはありませんが、空き家の場合は水の流れが無いため、蚊の繁殖源になってしまう可能性が十分にあります。
DIYやハウスクリーニング、物件の状態確認等で訪れた際は、こういった水回りの設備は毎回水を流すようにしておきましょう。もし水道契約を止めている場合は、自宅から水タンク等に水を入れて持っていって流して下さい。
ただ、今回ご紹介したかったのは、こんなことではありません。
むしろ、より確認が必要なポイントは屋内ではなく屋外にあります。例えば、
- 庭に置いているバケツや鉢の受け皿の水たまり
- 排水が詰まっている雨どい
- 側溝
- 雨水桝(うすいます)の中
家の近くに蚊が多い場合は、この様な場所で蚊が繁殖している可能性が大です。
中でも、あまり知らない方も多いとは思いますが『雨水桝』こそ、戸建て住宅において蚊が繁殖しやすい環境が揃っているポイントなんです。
今回ご紹介したいのが、この雨水桝に対して出来る、簡単で費用対効果が高い裏技になります。
では、まず雨水桝って何?と言う方もいらっしゃると思いますので、解説していきます。
雨水枡とは
雨水枡とは、玄関や庭の隅の方に直径20〜30㎝程の『雨水』と書かれた蓋がしてあるマンホールのことで、屋根から雨どいを伝って流れてきた雨水を、下水道や側溝に流すための設備になります。

雨水桝に砂利や落ち葉などが入ってしまった場合、排水の途中で詰まらないよう枡の底に沈殿する仕組みとなっており、中間の高さにある管から雨水だけが下水道等へ流れていく構造になっています。
この構造により、常に数センチ底に水が溜まった状態になっています。
雨水桝で蚊が繁殖しやすい理由
ではなぜ、この雨水桝でボウフラが繁殖してしまうのかと言うと、
- 常に水がある
- 蓋の取っ手の穴から出入り自由
- 中は陰になっている
- 風がしのげる
- 天敵となる他の生き物がほとんどいない
- 人間もめったに開けない など
蚊が繁殖するのに最適な条件が、揃いに揃っているからです。
普段よく使用する水周りの設備や、すぐに目に入る水溜まりをいくら掃除しても、毎年大量に蚊が発生してしまうのは、この雨水桝で蚊が繁殖しているからなんです。
ではどうすればいいのか、実際に画像でその対処法を解説していきます。
網戸ネットの残りを使って出来る裏技
網戸ネットは、ホームセンターなどでロール状になって売られています。
DIYされる方であれば、網戸のネット交換をされたことがある方もいると思いますが、網戸にもさまざまな大きさがありますので、毎回最後に少しだけロール状のネットが余ってしまいます。

この余った網戸ネットを使って、雨水桝の蓋の穴を塞いでしまいます。
用意するもの
- 網戸ネットの切れ端 50㎝程度あれば十分
- ハサミ
では、手順を解説していきます。
網戸ネットを使って出来る裏技の手順
少し大きめに網戸ネットをカットする
まずはマンホールの直径を測り、プラス20㎝程度余分に網戸ネットをハサミでカットします。

あとからマンホールに合わせてカットしますので、この時点の大きさは大体で結構です。

雨水枡に網戸ネットを被せる
マンホールの蓋を開けます。取っ手を掴んで上に引き上げれば簡単に開ける事が出来ます。

サイズ合わせした網戸ネットを雨水桝に被せます。この際、出来るだけシワやたるみをとって隙間が出来ないように被せてください。

網戸ネットの上から、マンホールの蓋を閉じます。閉まりにくい場合は上から足で踏んで下に押しつけて下さい。

余分な網戸ネットをカットする
マンホールの大きさに合わせて、ハサミで網戸ネットをカットしていきます。

余分な網戸ネットを全てカットすることが出来たら完成です。

これでもう、この雨水桝では蚊が繁殖する事は出来なくなりました。既に産み付けられてしまっている卵やボーフラがもし羽化したとしても、中から外に出てくる事は出来ません。

僕も10年ほど前にこの対策をしましたが、網戸ネットは害虫が入れない様に頑丈に作られているので、10年たった今でも破れていません。
では、この裏技のメリットと注意点もご紹介しておきましょう。
網戸ネットを使った裏技のメリット 2選
コスパが良い
なんといってもこの裏技の最大のメリットは、廃材を使っていますので実質無料ででき、しかも効果が高いという点です。体感かなり翌年から蚊が減った様に感じます。
虫が入れない様になっている穴の無いマンホールの蓋も売られていますが、1枚数千円しますので、コストやマンホール内の通気性を考えると、網戸ネットを使った裏技の方が費用対効果が高いといえます。
超簡単
特殊な工具などは一切いらずハサミ1本で出来ます。網戸ネットをマンホールの蓋に合わせて1周切っていくだけなので、小学生でも出来るぐらい簡単なDIYになります。
網戸ネットを使った裏技の注意点
定期的にチェックする必要がある
いくら網戸ネットが頑丈だとしても、外の環境にさらされていますので、全く放置していてはダメです。
- ネットが劣化して破れていないか
- 石が蓋の穴に入って重みでネットが外れていないか
- 砂利や落ち葉などのゴミでネットが目詰まりしていないか など
せっかくネットで穴を塞いだとしても、知らないうちに破れたり外れたりしていると意味がありません。半年に1回程度はアミの状態をチェックしましょう。
以上が、網戸ネットを使った裏技のメリットや注意点の解説でした。
この裏技は簡単でメリットしか感じていませんが、もしかするとさらに良い対策が存在するかもしれませんので、他の大家さんや害虫駆除業者が発信している蚊対策についても、併せて調べてみてください。
まとめ
今回は大家さんが使える裏技の第3弾として、網戸ネットの廃材を使った蚊の対策をご紹介いたしました。
DIYで余った網戸ネットを使うとご紹介しましたが、もし余った網戸ネットが無い場合は、蚊が通り抜けれない様なネットならなんでも良いし、100均だと安く売っていますので、もし戸建てのご自宅や貸家の敷地内に雨水枡がある方は、蚊を繁殖させないためにも、是非ご紹介した裏技で対策してみてはいかがでしょうか。
また他の記事では、大家業で使える別の裏ワザなども投稿していきますので、副業に興味がある方や、大家さんを始めたばかりの方にとって、当ブログが少しでも参考になれば幸いです。
